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市民公開講座のご案内

市民公開講座 日本のHIV/エイズの現状と課題

平成29年6月25日現在、3万人弱のHIV感染者及びエイズ患者が国内で報告されています。日本の現状がどのようになっているのか、またどのような課題があるのかを専門家と一緒に考えます。演者には、厚生労働省「エイズ動向委員会」委員長である岩本愛吉氏、「HIV感染症の医療体制の整備に関する研究班」主任研究者である横幕能行氏をお招きします。また、フジテレビの佐々木恭子氏がCSRの一環として司会で参加します。

日時 2017年11月26日(日)
15:30〜17:00(開場 15:00)
会場 コングレスクエア中野
東京都中野区中野4-10-2 B1(アクセス情報
参加無料/申し込み不要

プログラム

[挨拶]

中野区長 田中大輔
中野区議会議長 いでい良輔
厚生労働省健康局結核感染症課エイズ対策推進 原澤朋史

「日本のHIV/エイズの現状と課題」

演者:岩本愛吉(東京大学名誉教授)

「HIV/エイズから考える医療と福祉と社会」

演者:横幕能行(国立病院機構名古屋医療センター)

[ディスカッション]

岩本愛吉×横幕能行×生島嗣(NPO法人ぷれいす東京代表)
[司会] 佐々木恭子(フジテレビアナウンサー)

プロフィール

岩本 愛吉(東京大学名誉教授)

日本医療研究開発機構・戦略推進部長(2017〜)。東京大学名誉教授。厚生労働省エイズ動向委員長、日本感染症学会理事長・会長、日本ウイルス学会会長、日本エイズ学会理事長・会長、国際エイズ学会アジア太平洋地域代表、日米医学協力委員長、WHO HIV肝炎専門家会議委員、WHOエボラ専門家会議委員を歴任。品川イーストクリニック感染症内科にて外来で診療を続けている。

横幕 能行(国立病院機構名古屋医療センター・エイズ総合診療部長)

エイズ治療開発センターセンター長併任。日本エイズ学会理事。厚生労働省エイズ動向委員会委員。厚生労働科学研究費補助金・エイズ対策研究事業「HIV感染症の医療体制の整備に関する研究」班の主任研究者として日本のHIV感染症/エイズの診療体制整備に取り組みつつ、前任地での2005年春から630日間にわたった寝たきりエイズ患者の在宅療養移行支援時の気持ちを忘れずに診療に携わっている。

生島 嗣(NPO法人ぷれいす東京代表 / 第31回日本エイズ学会学術集会・総会会長)

数人の相談員とともに相談員(社会福祉士)として、年間500人を超えるHIV陽性者・パートナー・家族からの相談を受けている。また、研究活動では、ゲイ・バイセクシャル男性の予防啓発、HIV陽性者の就労や社会生活、薬物使用を含むメンタルヘルスなどをテーマとしている。厚生労働省エイズ動向委員会委員、東京都エイズ専門家会議委員、財団法人友愛福祉財団理事など。

佐々木 恭子(フジテレビアナウンサー)

1999年より「とくダネ!」にメインキャスターとして出演。「新・報道2001ワイドナショー」後半のMCを担当。2005年より、FNSチャリティキャンペーンで世界の貧困国の取材をし、2006年からは、HIV/エイズをテーマに、マラウイ共和国、パプアニューギニア独立国、ガイアナ共和国を取材。2009年には、取材で出会った、HIV/エイズと闘う6人の子どもたちの物語「それでも、笑顔で生きていく。」を出版。2006年〜2007年には国内のHIVも取材し、多くの陽性者、医療者の取材も行った。

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