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[講師紹介]Hendrik Streeck 医師/博士

特別教育講演
『慢性HIV感染症患者のT細胞活性化機能における細胞内代謝遮断機構の役割
(Metabolic shut down of T cell activity and function in chronic HIV Infection)』

日時 11 月25 日(土) 14:30 ~ 16:00

会場 第1会場 (中野サンプラザ13 階 コスモ)

Hendrik Streeck 博士は、HIV研究所の所長であり、同研究所とエッセン大学病院、デュースブルク・エッセン大学の教授である。また、米軍HIV研究プログラム(US Military HIV Research Program)のHIVワクチンと治療研究におけるT細胞免疫関する顧問でもある。

今回の講演では、「慢性HIV感染症患者のT細胞活性化機能における細胞内代謝遮断機構の役割」と題して、HIV感染症とそれぞれのHAART療法レジメンがリンパ球内の代謝機構に与える影響について調べ、慢性HIV感染における影響が各細胞サブセットにより大きく異なっていることを明らかにした研究結果を発表する。

さらに今回は、いくつかの抗ウイルス薬が細胞内代謝機能に与える影響とそれらがT細胞機能とどのように関連しているかに関するデータを提示する予定である。

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