シンポジウム６「アジアのMSM とHIV 〜国を超えた連携を模索する」にて
『オンラインで手に入れる：Bluedを用いたHIV予防』

日時　11 月25 日（土） 17：10 ～ 18：40
会場　第1会場 （中野サンプラザ13 階 コスモ）

Geng Le 氏は、中国のゲイ向けアプリ会社、BluedのCEOである。Bluedは、海外での600万人を含め、全世界で3000 万人の登録者を持つ。もともと中国で警察官として働いていたという経歴を持つゲイ男性である。政府や関連NGOと連携しながらHIVの問題に取り組んでいる。

今回は、Bluedを通してのHIVに関連するサービスについて報告する。Bluedは、“Danlan Happy Testing”という、９つの大都市のCBOからなるネットワークを通して、HIV検査を推進している。また、Bluedは、GPSに基づいた匿名のオンライン予約システムを開発し、それにより、利用者が、最も便利な検査場所と時間を選べるようになっている。さらに、行動調査など40以上の学問的調査などもおこなっている。